2020年5月3日(日)
10万円 すべての人に
山添氏ら、難民支援者と懇談
日本共産党東京都委員会新型コロナウイルス対策本部は1日、障害者や外国人などを支援する団体「あなたの交差点」で難民支援など行ってきた支援者と懇談しました。
谷川智行本部長(衆院東京比例候補)、原田あきら東京都議、金子けんたろう杉並区議、山添拓参院議員秘書らが実態と要望を聞きました。
懇談では、支援者からは、「難民認定申請中で就労も認められず、国民健康保険の加入もできないので病気になっても莫大な医療費を求められる」、「住民基本台帳に登録がないため、一律10万円の給付も受けられない」などの実態が出されました。
支援者は、「難民認定に10カ月以上かかることもあり、食料はフードバンクが頼り。コロナで帰国すらできない」と語りました。
山添拓議員事務所の問い合わせに対し、法務省は「在留資格の更新など、何らかの手続きをした外国人の住居や連絡先は各地方入管がつかんでいる」としています。
谷川氏は、「総務省は、住民登録がない無戸籍者についても、法務省と調整し対象とする方向で検討している。住民登録がない外国人にも感染拡大防止への協力をお願いする以上、給付を求めていきたい」と応じました。