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2020年4月30日(木)

追加補正や検査体制強化

兵庫 党府・県議団が申し入れ

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(写真)党県議団から申し入れ書を受け取る金澤副知事(右から3人目)=28日、兵庫県庁

 日本共産党兵庫県議団は28日、兵庫県知事に対し新型コロナウイルス対策のさらなる強化を申し入れました。

 練木恵子団長は、昼夜を分かたぬ職員の奮闘に敬意を表明し、続けて医療・検査体制の強化について、PCR検査センターの整備、発熱外来設置、防護服・マスクなどを確保し医療従事者を感染から守るよう求めました。家族に感染リスクを負わせられないと、自宅に帰らず車の中で休む医療従事者の実態を示し、専用の宿泊所確保への支援を求めました。

 休業・自粛要請と一体的に県民・事業者への補償を求め、県独自の経営継続支援金の要件緩和と対象拡大、固定費への助成などを要請。臨時休校中の児童・生徒への学習・生活支援とともに「県は補正予算を組んだが、県民の実態からみると不十分だ」と強調し、国に対し抜本的予算措置を強く求めることや県の予算執行を見直すよう求めました。

 応対した金澤和夫副知事は、PCR検査センター、発熱外来設置について「課題と認識している。状況に応じ、具体化したい」と応じました。


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