2020年4月29日(水)
全ての妊婦にPCR検査を
横浜の助産院と共産党懇談
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「里帰り出産が受け入れられない」「突然破水した妊婦が救急病院で受け入れてもらえない」など、妊婦に深刻な事態が広がっています。
日本共産党神奈川県委員会ジェンダー平等委員会は24日、横浜市青葉区の助産院「バースあおば」を訪ね、新型コロナ問題での妊産婦の現状や要望について懇談しました。同委員会副責任者の浅賀由香県副委員長、木佐木ただまさ衆院神奈川3区予定候補、加藤なを子前県議が参加しました。
医療施設からの転院について代表の柳澤初美さんは「希望者を受け入れている。しかし無症状の感染の疑いもある。妊婦検診の時にPCR検査を全員に実施し、その費用は無料にしてほしい」と要望しました。
浅賀氏は「妊婦が感染した場合は一般より数倍の医療関係者の協力が必要になる。母子の命と医療体制を守るためにも、妊婦へのPCR検査とともに、働く妊婦の休業制度を求めていきたい」とこたえました。
柳澤さんは「出産期の死因として自殺が最も多い。この時期だからこそ、自分たちも妊産婦の心のケア、交流を一層重視していきたい」と話しました。