2020年4月28日(火)

学費減免、育休給付維持を

コロナ　新婦人が政府に要請書

　新日本婦人の会は２７日までに、新型コロナウイルス感染拡大から大学生や家族を守るための緊急支援を求める要請書を政府に出しました。

　「アルバイトが休業になり、下宿を引き払い実家に戻った」「収入激減で仕送りが困難になり、大学継続の見通しがつかない」などの声が寄せられていると指摘。経済的理由で学業を断念する学生が出ないように、(1)学費の減免、奨学金の給付など大幅な負担軽減を行う(2)学生アルバイトにも休業補償を行う(3)奨学金返済を猶予する―などを求めています。

　また、感染拡大で育児休業を延長したが育児休業給付金が減るため困るという声があると指摘。感染収束まで育休延長を柔軟に運用するとともに、育休開始から６カ月経過しても支給割合を５０％に引き下げず、標準報酬額の６７％を維持するよう求めています。