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2020年4月28日(火)

被告・受刑者の権利保障 法相に要請書

国民救援会など「刑務所拘置所3密」

 日本国民救援会中央本部と「再審・えん罪事件全国連絡会」は27日、新型コロナウイルス感染拡大のもとで被告人、受刑者等の生命と健康の確保、基本的権利の保障を求める要請書を森雅子法相に送付しました。

 要請では、刑務所や拘置所などが「三つの密」(密閉空間・密集場所・密接場面)の条件がそろったリスクの高い施設だと指摘。被収容者の正確な感染状況を知る上で速やかなPCR検査の実施と感染状況の公表、マスクの配布と着用の促進、衛生管理の徹底など「感染防止を徹底することが必要」と強調しています。

 コロナ対策で制限されている家族や支援者との面会について、電話を代替手段として活用することを要望。施設でも「安全性を担保しながら面会を実施することは可能」だとして、マスク着用など対策をとった上で認めるよう求めています。


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