2020年4月17日(金)
北海道 マスク どの子も平等に
フリースクールと畠山前議員が懇談
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鈴木直道知事と秋元克広札幌市長が出した「緊急共同宣言」で再び小中高校が休校になる中、日本共産党の畠山和也前衆院議員は13日、フリースクールの北海道自由が丘学園(札幌市豊平区)を訪ねました。
道内で約6000人といわれる不登校の子どもの居場所を担い、2013年に認定NPOを取得した同学園。しかし札幌市は「国の補助制度の対象になっていない」とマスク配布をしませんでした。
午前9時半登校を11時にし、下校も午後3時と短縮。2人用の机は1人使用、登校後アルコール消毒とせっけんでの手洗い、換気を徹底しています。
「自由時間を減らし授業時間を確保しています。子どもたちはスタッフと交流できないことにストレスを感じている」と吉野正敏代表理事。「休校の措置はとっていません。地下鉄やバスで通う子どもが半分くらい。やれることはすべてやっています」と語ります。
通学中感染も心配と畠山氏。「どの子どもも平等に支援されるべきです。命や健康の維持に行政が責任を負うよう頑張ります」と話しました。池田由美市議が同行しました。