2020年4月16日(木)
市民参加の議論必要
岩渕氏、汚染水処理めぐり
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日本共産党の岩渕友参院議員は8日、東京電力福島第1原発事故でたまり続けている放射能汚染水の取り扱いに関する「関係者のご意見をうかがう場」について、経済産業省から聞き取りを行いました。
経産省の小委員会が今年2月、大気や海洋への浄化処理汚染水の放出を「現実的な選択肢」とした報告書を踏まえ、政府の方針について「ご意見をうかがう場」が6日、福島市で開かれました。しかし、一般傍聴は許されませんでした。
岩渕氏は、「市民が参加した議論が必要。コロナの影響というなら、開催を延期すればよい」と指摘。「福島県内外問わず、より多くの人の意見を聞く場を設け、国民的議論をすべきだ」と強調しました。