2020年4月16日(木)
緊急雇用対策 20人採用へ 青森市
共産党の要求実る
青森市は、13日に開いた危機対策本部会議で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、就職の内定を取り消しされた学生や離職を余儀なくされた人を対象に、緊急雇用対策として、市会計年度任用職員20人程度を募集することを決めました。
日本共産党の青森市議団(6人、藤原浩平団長)が9日、コロナ対策として「内定取り消しが起きた人に対し市が臨時採用枠を設けるなど雇用の確保を」と市へ要望した一つが実ったものです。
青森市によると、募集期間は15日からで、ハローワーク青森を通じて募集し、市の人事課でも問い合わせを受け付けます。勤務場所は、市役所本庁舎、浪岡庁舎、各施設などで、任用は、5月1日から3月31日までです。
村川みどり副団長は、「市が雇用の枠を確保したことを評価したい。コロナの影響だからと言って、突然の内定取り消しや解雇は許されません。今後もコロナの影響で苦しむ市民の声を届けていきたい」と語りました。