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2020年4月14日(火)

資料ミス20カ所 批判

辺野古設計変更 赤嶺氏がただす

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(写真)赤嶺政賢議員

 日本共産党の赤嶺政賢議員は3日の衆院安全保障委員会で、沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設の軟弱地盤改良工事に伴う設計変更のため専門家らが議論する「技術検討会」で、防衛省が配布した説明資料に20カ所もの誤りがあった問題をただしました。

 防衛省の村岡猛審議官は、資料の作成者は設計変更申請に向け資料作成業務等を行う契約の受注者だと明らかにし、3月11日の同検討会終了後、受注者がそれまでの検討会に提出した資料を改めて精査し、誤りを発見したと説明しました。

 赤嶺氏は、配布時点で委員から誤りの指摘はなかったのかと追及。村岡氏は「指摘はなかった」と認めました。

 赤嶺氏は、「沖縄県への設計変更申請にあたり精緻に検討をするために検討会を設けたはずだが、あまりにもずさんだ。工事ありきで進めている検討会だからこういうことになる」と厳しく批判。同検討会の複数の委員が、新基地建設の受注業者から寄付を受けていたことにもふれ、「そのような検討会でまともな審議など行われるはずがない」と指摘し、設計変更申請の検討は直ちにやめるべきだと求めました。


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