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2020年3月31日(火)

国の損失補填必要

相次ぐ公演中止 楽団から聞き取り

党大阪府委

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(写真)日本センチュリー交響楽団の望月専務理事(左端)から話を聞く(その右、左から)宮本、辰巳、堀内の各氏ら=26日、大阪府豊中市

 大阪のオーケストラも公演の中止・延期が相次いでおり、国の支援を求める声は切実です。

 日本共産党大阪府委員会新型コロナ対策本部は26日、在阪の楽団から聞き取りをしました。宮本たけし前衆院議員(近畿比例・大阪5区予定候補)、辰巳孝太郎前参院議員(党府対策本部長)、近畿ブロック事務所の堀内照文前衆院議員が参加しました。

 宮本氏らは、共産党の国会論戦や欧州での施策も紹介しながら、「国が自粛要請しているのだから、国が損失の補填(ほてん)をするのは当然」とし、中止した公演のキャンセル料などの補填、当座の資金繰りの融資、今後の再開へ向けた思い切った支援が必要だとして、実情や要望を聞きました。

 これに、楽団側は「損失補填をしてもらうのが一番」(関西フィルハーモニー管弦楽団の浜崎元専務理事)、「(そうした)ケアがあると希望がもてる」「国がこういう形でフォローするから、いまは(公演を)やめておけとなれば、何の迷いもなく中止できる」(日本センチュリー交響楽団の望月正樹専務理事・楽団長)と応じました。


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