2020年3月26日(木)
観光業者に緊急助成
京都市議会が補正予算可決
京都市議会の本会議が25日開かれ、新型コロナウイルス感染症で大きな打撃を受ける観光業への緊急助成制度などを含めた補正予算が全会一致で可決されました。
観光事業者への助成(予算4500万円)は、京都市観光協会と連携し、感染症予防のための衛生対策など安心・安全を確保する取り組みや、事業継続の取り組みに対し、30万円の上限(補助率4分の3)で助成するもの。
さらに、国・府・市のさまざまな支援策を必要な事業者に確実に届けるために、京都商工会議所の経営相談体制の強化、市の緊急融資の認定窓口の受け付け体制も強化します(予算5500万円)。
京都府でも、中小企業や農林水産業者などへの緊急の補助金制度が創設されています。
日本共産党京都市議団は、観光産業への助成制度にとどまらず、2020年度予算について、中小業者への固定費補助などの思い切った支援策や、給付制奨学金創設など家計支援を求めて予算の組み替え提案を行いました。