2020年3月1日(日)
休校「おおむね10日」
野党説明要求に 文科省が明言
日本共産党の畑野君枝議員と立憲民主党、国民民主党などの共同会派の議員は28日の衆院文科委員会理事懇話会で、文部科学省事務次官の「新型コロナウイルス感染症対策のための小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校等における一斉臨時休業について」の通知について説明を求めました。
文科省の柳孝大臣官房長は「(通知が)3月2日から春季休業の開始日までの間、学校保健安全法第20条に基づく臨時休業を行うようお願い」するのは、「感染症が全くない、学校の準備ができていないなどの状況に応じて、柔軟に対応してほしいということだ」と説明しました。
畑野議員が「臨時休業は強制ではないということか」とただしたのにたいし、同省の蝦名喜之大臣官房審議官は「強制ではない。臨時休業は設置者の判断による」と述べ、「臨時休業の始期は3月2日でなくてよいし、(終期は)春休みまででなくてもよい。おおむね10日程度と考える」と明言しました。