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2020年2月28日(金)

超党派 陸自基地に反対

石垣元市議有志 容認の市政批判

沖縄

 安倍政権が強行する沖縄県石垣市平得大俣(ひらえおおまた)の陸上自衛隊ミサイル基地建設計画をめぐり、「元市議会議員有志の会」(小底嗣洋代表)は25日、市内で記者会見し、同計画容認の中山義隆市政について「民意を無視した独善的な市政運営」と厳しく批判し、計画反対の声明を発表しました。

 同会は、市議会議長や自民党石垣支部長を務めた小底氏の呼びかけで立ち上がりました。他に、日本共産党の石垣三雄氏や、県議会議長も務めた高嶺善伸氏など計8人で構成。今後も賛同の輪を広げたいとしています。

 声明は、1万4千余の市有権者署名によって計画の賛否を問う住民投票の実施が求められているのに、市は「いとも簡単に門前払い」していると指摘。「市民を置き去りにした議会や行政の運営方法」を、元市議・一般市民として断じて認められないとし、反対する地域住民に寄り添い、「手を携え反対していく」と宣言しています。


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