2020年2月21日(金)
私学助成 署名413万人
就学支援拡充“運動が動かした”
「すすめる会」が提出集会
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主催あいさつで永島民男共同代表は、国の高校就学支援金が年収590万円未満で年39万6000円に拡充され、平均授業料に近付いたもとで、「約50年間のべ6億人分の署名運動が国を動かした。画期的な前進を喜び合い、さらに前進させていこう」と述べました。
県単独補助で年収上限や補助額を引き上げて無償化に近づいた都府県がある一方で、複数の県で独自補助を削減するなど自治体格差が広がる事態もあるとして「各地で補正予算を求めて働きかけていこう」と訴えました。
保護者や高校生らが「バイトを二つしてもお金が足りないなど学費で悩んでいる人がたくさんいる」(新潟県の高校生)「私たちの声が受け止められてうれしい。さらに夢に向かう選択肢をあきらめる子どもがいなくなるように前進させてほしい」(富山県の母親)と訴えました。
共産、自民、立民、国民、社民の各党議員があいさつ。日本共産党から畑野君枝衆院議員、伊藤岳、吉良よし子、山添拓の各参院議員があいさつし、「自治体間格差がまだまだある。国のさらなる補助拡充がどうしても必要です」(畑野議員)と語りました。