2020年2月13日(木)
消費税5%減税へ運動
全中連が都内で決起大会
山下氏あいさつ
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「消費税率5%で景気回復! 社会保障の充実を!」をスローガンに、全国中小業者団体連絡会(全中連)は12日、東京都内で全国中小業者決起大会を開きました。法被姿の人など1000人が参加。消費税の5%への引き下げを求める18万3000人の署名が持ち寄られました。
主催者あいさつをした太田義郎代表幹事(全国商工団体連合会会長)は、大企業を優先する政治のもとで中小業者の営業が脅かされている実態を告発。「中小業者が元気でこそ、社会全体も元気になる。消費税を5%に下げ、国民全体を幸せにする経済を実現しよう」と訴えました。
来賓あいさつをした全労連の小田川義和議長は「消費税の5%への引き下げなどを求めて、いまこそ自営業者と労働者が手をつなごう」と呼びかけました。
各地の参加者が決意表明。和歌山県の代表は、消費税10%に反対してきた活動を発展させ、「消費税を5%に戻せ!ネットワーク」として運動を広げている経験を報告しました。
新潟県の代表は、消費税にかんする学習会を開き、予想を超える160人が参加したことを紹介。「消費税5%に向けた取り組みを大きく広げたい」と話しました。
全国FC(フランチャイズチェーン)加盟店協会の近藤菊郎副会長は、コンビニエンスストアなどの経営者の権利を守る法整備を訴え、「皆さんと交流しながら頑張りたい」と述べました。
日本共産党の山下芳生副委員長があいさつしました。「本気で安倍政権を倒すには、野党が政権構想を示すことが必要です。共闘のさらなる発展に向け、力を合わせましょう」と訴えました。
大会後、国会周辺をデモ行進しました。