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2020年2月5日(水)

2020米大統領選

民主党 各陣営アピール 「トランプ政権打倒」へ活気

アイオワ党員集会

 【デモイン(米アイオワ州)=遠藤誠二】3日、米アイオワ州各地で開かれた民主党の党員集会のうち、州都デモインから車で西に15分のウエストデモインのコミュニティーセンターで行われた集会を訪ねました。


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(写真)3日、米アイオワ州ウエストデモインで開かれた民主党の党員集会の討論(遠藤誠二撮影)

 ここには、事前に登録を済ませた同党の有権者約150人が参集。ほとんどが特定候補の支持者で、会場の一角にそれぞれ陣取りました。その規模が投票行動に影響を与えるため、人が多い陣営は活気にあふれています。

 バイデン前副大統領、サンダース上院議員、ブティジェッジ前市長、ウォーレン上院議員ら有力候補には20人ほどの支持者がいますが、1、2人しかいない陣営もあります。机といすは雑然と並べられ、地べたに座り込む人も多数いました。

 午後7時の開会ですぐに2回分の投票用紙が配られ、参加者はまず第1回の投票用紙に記入。その後、各陣営の代表がそれぞれ約3分のスピーチで候補者をアピールしました。

 「中道の候補が大統領になるべきだ。彼こそが、米国を再び団結させることができる」(バイデン候補支持者)、「彼女はこの国を構造的に変革させる明確なプランを持っている」(ウォーレン候補支持者)、「彼が、声なき国民の願いをきき、すべての米国民のために働き、トランプ大統領を倒す最も有力な候補者だ」(サンダース候補支持者)―。

 それを受けた討論では「私たちは本気になってこの国の大統領にふさわしい人物を選ぶべきだ」との意見が出されました。

 討論後に第1回投票が実施され、結果はその場で発表。得票率15%に満たなかった候補者の陣営は、2回目で上乗せするため他の陣営・支持者への働きかけを始めました。


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