2020年2月5日(水)
「一人一人が主人公」
つなぐ京都 市長選報告会に600人
福山氏あいさつ
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弁護士の福山和人候補を先頭に大激戦の京都市長選(2日投開票)をたたかった「つなぐ京都2020」は3日夜、報告集会を市内で開き、会場の外にもあふれる600人が参加し、健闘をたたえあいました。
小林竜雄選対事務局長が、現職を相手に大健闘した選挙結果を報告し、知事選以来の新しい市民と野党の共同の発展、要求型選挙を徹底し、市民の思いのこもったマニフェスト(公約)に結実した確信を語りました。
政党から、日本共産党の渡辺和俊京都府委員長と、れいわ新選組事務局近畿ブロック担当の川口秀輔氏があいさつ。渡辺氏は、現職陣営が選挙中盤に出した反共新聞広告を「謝罪表明」する事態にまで追い込んだことについて、「全国的な市民の良識の反撃で包囲されたことは極めて重要。市長選が市民自身のたたかいとして発展していること、『共産党を除く壁』が崩れ、市民と野党の共闘の発展にこそ新しい希望があることを示した」と強調しました。
候補者として大健闘した福山氏があいさつに立ち、大きな拍手と声援に包まれました。福山氏は「みなさんが紡ぎだされた言葉は確実に人々の心をとらえた。一人一人がドラマの主人公として関わっていただいた」とお礼を述べ、「市民が政治をつくる流れはもう止められない。京都からそれをつくりだせたことを確信にしよう」と述べました。
フリージャーナリストの守田敏也氏が閉会あいさつし、「私たちは新しい選挙の形をつくった。次に何をするか。『すぐやるパッケージ』を市にやらせましょう」と呼びかけました。