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2020年2月4日(火)

次のたたかいにつながる結果

京都市長選 小池書記局長が会見

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(写真)記者会見する小池晃書記局長=3日、国会内

 日本共産党の小池晃書記局長は3日、国会内で記者会見し、2日投開票された京都市長選で福山和人候補(日本共産党・れいわ新選組推薦、新社会党・緑の党府本部支持)が現職市長を相手に大健闘したと述べ、「ご支持いただいた市民のみなさん、ご支援をいただいたすべてのみなさんに心から感謝したい」と表明しました。

 その上で、「福山和人さんという最良、最高の候補を擁立し、政策づくりでも、幅広い市民との共同という点でも最善のたたかいができたとあらためて確信を持っている」と述べました。

 また、福山候補のもとに市民から次々と寄せられる声から、「くらし応援すぐやるパッケージ」などさまざまな政策を発展させるなど、「文字通り『市民との共同の選挙』となった」と強調。京都新聞の出口調査でも、無党派層の投票先では福山氏が最多の38・7%と、現職市長の26・4%の1・5倍の支持を得たことになると指摘し、「これは次なるたたかいにつながる結果だ」と述べました。

 小池氏は、「日本共産党としても、福山候補が掲げた公約をこれから京都市議会などで実現していくために全力を尽くしていきたい」と表明しました。

 小池氏は、京都市長選最終盤の1月26日に現職市長陣営から、一部新聞に「共産党の市長は『NO』」という政策抜きのレッテル貼り、古色蒼然(そうぜん)たる反共ヘイト広告が出されたのは「断じて許されないことだ」と改めて批判。「この広告に対し、即座に広範な市民が反撃に立ち上がり怒りの声を上げた。そして相手陣営も、その後再び同じような宣伝ができなくなった。選挙を汚す時代遅れの反共攻撃はもはや通用しないということが示された」と指摘しました。

 さらに小池氏は、「国政では共闘している政党の府連組織が、このような広告に名を連ねたということは大変残念だ。わが党としては許容できないということを表明したい」と述べました。

 記者団から、問題の広告に名を連ねた政党への抗議などのアクションは取らないのかと問われたのに対し、小池氏は「記者会見の場で『許容できない』と表明することは、大きなアクションだ」「私たちは、市民と野党の共闘を前進させるという大方針のもとにいま取り組んでおり、この共闘をさらに前進、発展させるためにこういう態度表明を行った」と説明しました。


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