2020年2月3日(月)
「桜」疑惑 “逃がすな”
福井県民集会に500人
田村政策委員長、5野党代表参加
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「戦争する国づくり反対! 福井総がかりアクション」は2日、福井市で「『桜』を逃がすな! 福井県民集会」を開き、約500人が参加しました。「桜を見る会」疑惑追及の火付け役となった日本共産党の田村智子政策委員長(参院議員)、国民民主党の斉木武志衆院議員が国会報告。立憲民主党、社民党、緑の党など県内5野党の代表が参加しました。
福井総がかりアクションの屋敷紘美代表があいさつし、森友・加計問題や「桜」疑惑など権力の腐敗が大きくなっていると指摘。「国会では野党が共闘して安倍政治を追い詰めている。国会の野党のたたかいを市民レベルで支援して声を上げよう」と訴えました。
田村氏は「新型肺炎など国民の命に直結する大切な問題が起きているからこそ、この国の政府が信頼できるのかを本気で問わなければいけない」と指摘。総裁選にも利用していたなどの「桜を見る会」の疑惑に対して、同じ答弁や言い訳に終始する首相を批判し「税金で支援者を増やそうとしたことは断じて許されない」と訴えました。
野党の追及本部が「安倍打倒推進本部」に発展していると述べ「市民の願いによって共闘が前進してきた。暮らしの要求も野党の一致点をつくりあげる共闘へ発展させたい。総選挙に追い込んで、野党が新たな政権をつくる時代を切り開こう」と訴えました。
金元幸枝・日本共産党県委員会書記長、野田富久・立憲民主党県連合代表、山本正雄・国民民主党県連顧問、龍田清成・社民党県連合代表、笠原一浩・緑の党北陸地域代表が決意を表明。参加者は「桜を見る会 本当のことを言え」などのプラカードを一斉に掲げて記念撮影。集会後、宣伝を行い「民主主義を取り戻そう」「野党共闘がんばれ」とコールしました。