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2020年1月30日(木)

女性政治指導者サミットの成果ふまえ

ジェンダー平等へ行動

超党派女性議員らイベント

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(写真)女性政治指導者サミットのフォローアップイベントで発言する日本共産党の高橋千鶴子衆院議員=27日、国会内

 昨年6月に国会内で開催された「WPL(女性政治指導者)サミット」の成果をふまえ、超党派の女性議員と諸団体、個人を招いてのフォローアップイベントが27日、国会内で開かれました。

 WPLサミットは、衆院議長とWPLの共催でアジアで初めて開催されたもの。各国の議長をはじめとする女性政治指導者ら87カ国、422人が参加。ジェンダー平等の実現などを盛り込んだ国連「持続可能な開発目標(SDGs)」を通じて「アクションを起こそう」とした成果文書を発表しています。

 フォローアップイベントでは、有識者、団体などから今後のアクションに向けての意見を聞きました。

 新日本婦人の会の米山淳子会長は、SDGsについての独自リーフレットを30万部作製したことを報告。婦団連の柴田真佐子会長は、女性差別撤廃条約選択議定書や民法・戸籍法の差別的規定の廃止、法改正などを求める署名を紹介しました。

 元航空労組連絡会議長の内田妙子氏は、客室乗務員の非正規化による低賃金化、深夜就業免除、マタハラなどのさまざまな裁判を通して尊厳と人権を守るために奮闘してきたと語りました。和光大学名誉教授の竹信三恵子氏らは、女性の就業率向上だけでは解決できない経済格差の是正などを求めました。

 WPLアンバサダーの上川陽子衆院議員は、課題を受け止め、今後につなげたいと発言しました。

 日本共産党から高橋千鶴子、畑野君枝、本村伸子各衆院議員が参加しました。


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