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2020年1月28日(火)

京都市長選2.2決戦

福山候補 市政転換力強く

現職陣営 なりふり構わぬ反共攻撃

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(写真)市民の質問に答える福山和人市長候補=27日、京都市右京区

 京都市長選(2月2日投票)は、現職陣営のなりふり構わぬ反共攻撃や締め付けが一段と強まり、激しさを増しています。「つなぐ京都2020」の人権弁護士、福山和人候補(58)は27日、雨の中をフル回転し、子育て支援など「すぐやるパッケージ」は「市予算の1%でできる。ないのはお金やなくて、市長のやる気や」と市政転換を力強く訴えました。

 同日夕、阪急西院(さいいん)駅前の街頭タウンミーティングでは、雨と風が激しく降る中、足を止めた市民らと福山氏が対話。市民からの質問に丁寧に答えました。

 「京都市長になったら、原発に対してはどうか」という質問には「京都市は関西電力の大株主です。だから京都市として関電に『廃炉にしたらいいんと違いますか』ときっぱり言います。原発って危険なだけでなく、もうからないので、経済的な面と両面から言っていく」と回答。外国人参政権についての質問には「永住外国人はわれわれと同じ税金を払っているのに、選挙権がないのはアンフェア。できるだけ認めていきたい」と答えました。「そんなにいろいろやったら、市長ってめっちゃ忙しいんちゃう?」という声には「優秀な職員と一緒にやるから大丈夫や」と笑顔で答えました。

 NPO職員の男性(28)=左京区=は「外国人参政権の話が印象的だった。こういう視点が福山さんの良さで、他の候補にはないですよね。パートナーシップ条例も多くの自治体が取り入れつつあるのに京都市にはなくて、『国際都市』と言ってるわりにはしょぼいな、と感じる」と話しました。


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