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2020年1月27日(月)

京都市長選 願いつなぐ福山さん

ラストサンデー奮闘

反共強める現職に「語ることないの」

 京都市長選(2月2日投票)最後の日曜日となった26日、「つなぐ京都2020」の弁護士、福山和人候補(58)の訴えに共感が広がりました。一方、現職の門川大作候補(69)の陣営は、街頭でも「共産党に市政を渡すな」と反共攻撃を強め、激しい攻防となっています。


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(写真)訴える福山和人候補=26日、京都市下京区

 ○…「福山さんの演説を聞きたくて、ネットで調べ、時間を合わせて出張から帰ってきた」という女性会社員(47)。2児の母親です。京都駅前で福山候補の「暮らしをしっかり応援する市政に変えたい」との訴えを聞きました。女性は「ほんとに市民の暮らし、願いがわかっている人やなあ」と感想。特に全員制の中学校給食の実施に期待を寄せました。

 一方、門川陣営の「子育て環境日本一」という宣伝を聞くと「どこがやねん」と腹が立つといいます。門川陣営が同日付の「京都新聞」に出した「大切な京都に共産党の市長は『NO』」の広告を見て「ひどい。恥ずかしくないのかなあ。焦ってはるんやろか。政策論争してほしいわ」。

 伏見区大手筋で「全員制のあたたかい中学校給食の実現」を求める横断幕を持って宣伝していた女性たちの間からも「みなさん、中学校給食の願いは強いわよ」「それと子どもの医療費ね」と口々に語りました。ここでも門川陣営の新聞広告が話題に。「語るべきことがないのかしら。反共言えば勝てると思っているとしたら、市民をばかにしているわよね」

 ○…全国革新懇と京都革新懇が同日開いたつどいでも、門川陣営の強まる反共攻撃のことが話題に。「つなぐ京都2020」の森吉治事務長は「背景には門川陣営の危機感がある。今度の選挙戦は日本の政治の未来がかかっている」とあいさつ。

 全国革新懇代表世話人の牧野富夫日本大学名誉教授は「現職市長と福山さんをそのままの姿で見れば、福山さんが市長にふさわしいことは一目瞭然」と語りました。

 HOMEはんなりの野口亜津子さんは、福山候補が集会やタウンミーティングで若い人たちの困っている声を吸い上げて、政策を充実させていることを紹介。「自分たちの声を政策にのせてくれると、自分たちの候補者になり、一生懸命応援したくなる」

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(写真)全員制の中学校給食などの市民の願い実現のために福山候補を応援する人たち=26日、京都市伏見区

 れいわ新選組ボランティア代表の内山豊樹さんは「対話での人々の反応はとてもあたたかい。敬老乗車証を守ってほしいという声は一番多い。絶対に福山さんに勝ってほしい」と訴えました。

 つどい後、街頭での宣伝に取り組みました。


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