2020年1月25日(土)
党大会の歴史的成功を力に1月から党勢拡大で前進・飛躍を
幹部会副委員長 山下芳生
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「笑って、泣いて、感動する、感情が次から次に湧き起こる大会だった」――第28回党大会の歴史的成功が、全党に大きな確信をつくりだしています。大会報告会が各地で開かれ、大会の熱気が感動をもって受け止められています。
中国をめぐる規定の見直し、ジェンダー平等、気候変動抑制をはじめ世界史の発展方向と党の立場を鮮明にうちだした党綱領一部改定、野党代表・ゲストのあいさつで象徴的に示された共闘の発展など、党大会の様子はSNSでも反響をよび、党と国民との関係の変化がさらに進展しつつあります。党本部への「赤旗」購読の申し込みも相次いでいます。23日から志位和夫委員長の代表質問を皮切りに、本格的な国会論戦がスタートし、大会決定を縦横に生かした論戦と活動がはじまっています。
党大会の歴史的成功を力に、すべての支部と党機関が、綱領、第一決議、第二決議の討議、具体化をはかり、国民のなかにうってでて、綱領と大会決定を語り広げる活動に踏み出しましょう。党大会代議員が大会の感動をおおいに語り、大志とロマンを込めた支部の「政策と計画」、県・地区の「総合計画」をつくり、野党連合政権と党躍進をめざす党活動、党建設にただちにとりかかろうではありませんか。
「大運動」の総仕上げ、100周年めざすスタートを
党大会では、1月末まで「党勢拡大大運動」の目標総達成に全力をつくすとともに、2月以降も前進の流れを絶対に中断させることなく、党創立100周年をめざす党建設の目標にむけて党勢拡大運動を発展させることをよびかけました。
この1月は、「大運動」の総仕上げの月であるとともに、100周年をめざす目標達成への最初の関門となります。
党勢拡大の現状は、党員では、入党申し込みが279人で、「支部が主役」の働きかけに飛躍を起こせていません。読者では、党大会直後わずかに増勢した2014年1月の5割~6割の拡大にとどまり、大幅後退の危険があります。とりわけ、読者拡大で前進をかちとるためには、新たな購読の訴えと購読継続の両面での強力な推進が求められています。
党大会決定は、党建設で後退から前進に転じる歴史的情勢を明らかにしましたが、党勢拡大はどんなに条件があっても、独自追求なしにはすすみません。党大会の確信、党大会決定の討議で生まれているエネルギーを、今月の党員拡大・読者拡大への決意と具体的行動にしていくための党機関のイニシアチブが不可欠です。
必要な意思統一をためらわずに提起する、党大会代議員を先頭に党勢拡大に踏み出し、その決意や頑張りを全党のものにして行動を組織する、広く対象者をあげていつ誰に働きかけるかを明確にする、見本紙を思い切って大量活用するなど、緊張感をもって拡大の手だてをうちきることを強く訴えます。「大運動」の総仕上げにふさわしく、今月すべての地方議員が成果をあげるとともに、この「大運動」にたちあがらない支部、党員を残さず、「すべての支部が入党を働きかける」「すべての支部が読者を増やす」ことを最後まで追求しましょう。
党創立100周年にむけて、この1月から必ず新たな前進・飛躍への流れをつくりだそうではありませんか。私も全力で頑張ります。