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2020年1月25日(土)

開門前入場の記録

「桜」安倍後援会特別扱い

野党に黒塗り一部開示

 安倍晋三首相主催の「桜を見る会」をめぐり内閣府は24日、国会に前日に提出した2013~19年の参加者数の根拠を示す資料の黒塗りの一部を野党の求めに応じて開示し、野党追及本部の合同ヒアリングに示しました。開示された資料からは、一般入場者の大半が、同会の正式な開門時刻より早い「午前8時前」に、会場となった新宿御苑に車両で入場できる「正門」と「大木戸門」から入っていたことが判明。安倍首相の地元後援会関係者が正式な開門前にバスで入場したとの証言を裏付けました。

 直近の19年をみると、午前8時前の一般入場者は1842人。関係者の証言などで、安倍後援会がバス17台で乗り入れていたことがわかっており、午前8時前の入場者の半数近くが安倍首相の後援会関係者だった可能性があります。19年4月13日の首相動静によると、安倍首相は新宿御苑で午前7時49分に地元の後援会関係者らと写真撮影を行っています。首相の後援会が特別扱いを受けていた可能性は、より強まりました。

 16年4月9日には、入場を許可する通行証を張った「安倍晋三後援会」の貸し切りバスが、新宿御苑の正門で撮影されています。写真では、車両番号が「16」まで確認できました。

写真

(写真)内閣府が提出した資料。一般入場者の人数を新たに開示

(拡大図はこちら)

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