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2020年1月16日(木)

日本共産党第28回大会 来賓あいさつ

農民運動全国連合会会長 笹渡義夫さん

“亡国農政”続けさせない

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(写真)笹渡義夫さん

 日本共産党が農業を基幹的産業に位置付け、希代の農業破壊の安倍政治と対決し、農民の要求実現の先頭に立ち、日本農業を発展させる展望を指し示し、自主的民主的農民運動へのご支援に心からの敬意を表し、感謝申し上げます。

 最悪・最長の安倍政権の7年は、日本農業にとって「失われた7年」と言わねばなりません。TPP11、EPAを発効、この元旦には日米貿易協定を強行スタートさせ、本丸の日米FTA交渉を始めようとしています。家族農業を支援する諸制度を破壊し、企業や企業的経営に取って代わる農政を進めています。

 その結果、食料自給率が37%と低下に歯止めがかからず、離農と生産基盤が弱体化し、目を覆うような農山村の疲弊がつくられています。こうした亡国農政は、一日たりとも続けさせるわけにはまいりません。

 希望ある農政の方向が市民と野党共闘の旗印となるなら、農山漁村から政治を変える大きなうねりが生まれると確信しています。

 野党連合政権に向けた力強い動きが開始されていることを強く歓迎いたします。この方向にこそ、農民と日本農業の希望があると確信し、その実現のために力を尽くしたいと決意しています。


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