2020年1月12日(日)
陸自 高校敷地に降下
千葉 共産党「訓練やめよ」
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陸上自衛隊習志野演習場(千葉県船橋、八千代両市)で10日午前11時50分ごろ、12日に同演習場で行われる「第一空挺(くうてい)団降下訓練始め」に初参加する米空軍のC130J輸送機を使用したパラシュート降下訓練中、隣接する習志野市立習志野高校第2グラウンドに自衛隊員1人が誤って降着する事故が起きました。
日本共産党千葉県委員会は11日、戒田重雄第一空挺団長に対し、抗議と、降下訓練始めの中止を申し入れました。さいとう和子衆院南関東比例予定候補、丸山慎一前県議、金沢和子船橋市議、谷岡隆習志野市議、堀口明子、飯川英樹両八千代市議が参加しました。
応対した担当者は、「上空300メートル程度の高さから同時に降りた20人のうち1人が『操作ミス』をした」「経験を積んだ隊員で12日も降下予定。よりしっかり練成させる」と述べました。
同演習場の場外降着事故はこれまでにも繰り返し発生しており、参加者は「一歩間違えば人命に関わる大事故になりかねない」と強く抗議し、「降下訓練始めをただちに中止し同演習場での日米共同訓練は『公開展示』も含め実施しない」ことを求めました。