2020年1月8日(水)
千葉市 カジノ誘致断念
共産党「市民世論が大きな力に」
千葉市の熊谷俊人市長は7日、市が検討してきたカジノ誘致について「今回の国から示されているスケジュールでのIR(カジノを中核とする統合型リゾート)の誘致は行わない」と発表しました。
同市では、幕張新都心(美浜区)を候補地にしたカジノ誘致構想がすすんでいました。
市長の発表は、2021年1月から7月を誘致の申請期限とする国のスケジュールは「想定より短い」もので、昨年秋の台風被害の影響もあり「関係者との調整や法に定める手続きに十分な時間をとることができない」としています。
日本共産党千葉市議団は同日、市長の発表に対する声明を発表。「市民運動と連帯して、カジノ誘致反対の声をあげてきたなかで、市民世論が大きな力となり、誘致しない結論につながった」としたうえ「将来にわたり千葉市へのカジノ誘致中止を求めていく」としています。