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2020年1月7日(火)

野党一丸 政権倒す年

街頭で新年の決意訴え

長野 4党そろい踏み

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(写真)「安倍政権を退陣に」と意気込む(左から)篠原、杉尾、武田、池田の各氏=6日、長野駅前

 長野県の4野党の代表がそろい踏みした共同街頭演説が6日朝、長野駅前で行われました。日本共産党の武田良介参院議員、国民民主党の篠原孝衆院議員、立憲民主党の杉尾秀哉参院議員、社会民主党の池田清県議が新年のあいさつとともに「野党の共同で安倍政権退陣の年に」との決意を口々に表明しました。

 武田氏は、安倍首相の「桜を見る会」疑惑を野党が共同して徹底究明すると約束。5年前、安倍政権が強行した安保法制に反対するたたかいが野党共闘の原点だったと述べ「立憲主義を取り戻す。市民と野党の共闘で安倍政権を退陣に追い込み、野党連合政権をつくる年にするため全力を尽くす」と語りました。

 篠原氏は、気候変動の解決に消極的な安倍政権の問題点を指摘。「4党一丸で、政権交代しないといけない」と呼びかけました。

 杉尾氏は「桜を見る会」疑惑を「政治の私物化」と批判。「野党が力合わせ安倍政権を打倒し、民主主義を取り戻す」と訴えました。

 池田氏は、昨年参院選での野党統一の羽田雄一郎氏当選を振り返り「総選挙勝利へ、野党と市民の結束を強める」と話しました。

 演説中の野党代表に、駆け寄り激励する市民もいました。

宮城 市民連合が宣伝

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(写真)マイクを握る、ふなやま予定候補(左)。右端はビラを配布する石垣議員=5日、仙台市

 「市民連合@みやぎ」は5日、仙台市の中央通り商店街で「桜を見る会」の徹底究明を求める新春街頭宣伝を繰り広げました。市民や日本共産党、立憲民主党、国民民主党の議員など50人以上が参加し、時折激しく雪が舞うなか、横断幕を広げ、ビラを配布して市民に訴えました。

 市民連合の多々良哲事務局長らは「安倍首相の『桜を見る会』問題を追及し、『お友達』のための政治、99%の庶民の暮らしを無視した政治を変えよう」と呼びかけました。

 日本共産党は、ふなやま由美衆院東北ブロック比例予定候補を先頭に、県議、仙台市議ら、立憲民主党は石垣のりこ参院議員、岡本章子衆院議員らがマイクを握り、「桜を見る会」「カジノ汚職」疑惑を野党共闘で徹底追及する決意を語りました。

 ビラを受け取った仙台市太白区の女性(65)は「税金をあんな風に使うのはどうかと思う。説明もしないし、やめるべきですね」。仙台市の女子大生(20)は「本当におかしい。(安倍首相は)ちゃんと説明して、政治に対する姿勢を改めてほしい」と話しました。

 青葉区の70歳の男性は「お友達や取り巻きのための政治? ちょっと考えられないよね。野党がしっかりしてもらわないと」と語りました。


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