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2019年12月12日(木)

フラワーデモ 輪広がる

“性暴力ない社会にしたい”

写真

(写真)性被害をなくそう、と集まったフラワーデモ参加者=11日、東京・東京駅前

 性暴力のない社会を求める「フラワーデモ」が11日、全国各地で取り組まれました。今回が年内最後のデモです。

 雨が降った東京駅前では、花を手に集まった人たちがスタンディング。性暴力被害の当事者らがスピーチして、「社会を変えるまで、これからも声を上げ続けよう」とアピールしました。

 今年3月に相次いだ性暴力事件の無罪判決に抗議して、作家の北原みのりさんらがSNSなどで呼びかけて4月から始まったフラワーデモ。毎月11日に行動を継続し、回数を重ねるごとに開催都市が増え続けています。今月は、少なくとも32都市で呼びかけがありました。

 デモの冒頭にマイクを握った呼びかけ人のひとり、編集者の松尾亜紀子さんは、全国にフラワーデモが広がったことについて「本当にすごいことだと思います。47都道府県すべての開催をめざしたい」と発言。「この取り組みが、社会を変えることにつながると思います。これからもがんばりましょう」と話しました。

 日本共産党の藤野保史衆院議員、吉良よし子参院議員が参加しました。


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