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2019年12月4日(水)

COP25inマドリード

若者を先頭に訴え 気候変動対策求める

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(写真)気候変動への行動を訴える各国の青年ら=2日、マドリード(小梶花恵撮影)

 【マドリード=小梶花恵】国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)が開幕した2日、マドリード市の会場内では世界中から集まった若者や市民が実効性のある気候変動対策を求めました。

 4人の若者がイベントで発言。チリから参加したホエルさん(20)は、世界中の若者が気候変動への対策を求める「未来のための金曜日」の行動に参加しています。「未来に生きるのは自分たちなのだから、私たちが求める未来について議論に参加しなければならない」と話しました。

 チリのベンジャミンさん(23)は「私たちは将来のためにたたかっている。SNSを使って行動に参加しよう」と呼び掛けました。

 カナダのマリナさん(24)は「若者は環境と経済格差の二つの危機にさらされている」と指摘。コスタリカのサラさん(24)は「ラテンアメリカの人々は長い間、気候の問題とたたかってきた」と述べました。

 気候問題に取り組む世界の1300以上のNGOが集まるCANインターナショナルは会見を開きました。CANに参加するインドの環境団体メンバーのハルジート・シン氏は「気候変動の影響を受けている途上国が議論に参加しなければならない」と主張しました。


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