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2019年11月27日(水)

鹿屋でオスプレイ訓練

鹿児島 米軍、初の地上給油

 鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地で26日、米海兵隊のMV22オスプレイとKC130J空中給油機が初の地上給油訓練を行いました。沖縄県と山口県の負担軽減を口実にした岩国基地(山口県岩国市)からのKC130のローテーション展開の一環ですが、米海兵隊がインド・太平洋地域での作戦で日本を拠点としていることを示しました。

 鹿屋市政策推進課によるとKC130は午前10時23分に、普天間基地(沖縄県宜野湾市)のオスプレイは同25分にそれぞれ1機が鹿屋基地に着陸。滑走路北側の駐機場で、ホースをつなぎ午前11時すぎから約15分間、給油を行いました。オスプレイは11時25分に、KC130は午後0時15分に、同基地を離陸しました。

 KC130による地上給油は、仮設の飛行場などに同給油機を展開させ、航空機や車両に燃料補給をし、迅速に作戦を実施するもの。米海兵隊が日本、ハワイ、グアム、オーストラリアを拠点に兵力を増強し、インド・太平洋地域への関与と即応態勢を強化するなかで、岩国基地の給油機の支援能力が強められています。


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