2019年11月23日(土)
高知知事選 逆転勝利へ 市民と野党猛奮闘
 （写真）電話で「広げて」と訴える「一票で変える土佐の女たち」のメンバー＝22日、高知市 |
一票を争う大激戦の高知県知事選（２４日投票）で野党統一の松本けんじ候補を必ず押し上げようと２２日、各地の市民と野党各党が支持拡大や宣伝に全力をあげました。
高知市内の新社会党の事務所では、市民団体「一票で変える土佐の女たち」の女性たちが電話で支持を呼びかけました。
女性（６９）は、「演説を聞いた。ええ人やね」と話す電話の相手に「ぜひ若い松本さんに高知の未来を託したい。あと一押しです。ぜひ周りの方に一声広げてください」と訴え。「野党共闘で戦前に向かうような安倍政権をなんとか代えたい」と受話器を握ります。
松本事務所では、ボランティアの人などが電話かけ。日本共産党の各事務所では、党員・後援会員らが雨の中の宣伝や電話かけなどに奮闘しました。
日本共産党の江口善子前高知市議は、立憲民主党の辻元清美衆院議員が応援演説で「携帯電話の『あ』から電話をかけて」と呼びかけたことを受け、結びつきへの電話かけを加速。「どうせ負けるき、選挙は行かん」と言う相手には、各野党党首らが松本候補を応援し逆転勝利の可能性があると情勢を紹介。「県政を変え、高知から安倍政治をかえる選挙です。猛追しゆうき、お願いします」と訴えると「１票でも寄せないかんね」と応えてくれました。
鴨田支部の女性（７７）は「『桜を見る会』の問題は許せない。そこにつながる政治はダメやない？」と電話で支持を呼びかけ。いつも「選挙に行かん」と無関心な親戚も、「行くようにする」と約束してくれました。
