しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年11月5日(火)

高知県知事選

自由民権発祥の地で松本けんじ予定候補勝利を

3野党国対委員長が訴え

写真

(写真)そろって訴える(左から)穀田、西熊、広田、松本、安住、原口、武内の各氏=4日、高知市

 7日告示(24日投票)の高知県知事選で、国政3野党の国対委員長が4日、高知市の中央公園北口でそろって演説し、野党統一の松本けんじ予定候補の勝利への支援を呼びかけました。埼玉、岩手の知事選での野党統一候補の勝利に続き、「自由民権発祥の地で勝利を勝ち取ろう」と訴えました。

 応援に駆け付けたのは、立憲民主党の安住淳、国民民主党の原口一博、日本共産党の穀田恵二の各国対委員長。各弁士の訴えに「そうだ」の声援や拍手が何度も起こりました。

 安住氏は「何でも国の言うことを聞いてきたから地方が衰退した」と指摘し、「国にモノ言う都道府県が出てこないと国の政治は変わらない」と強調。35歳の松本予定候補の若さにふれ、「未来を生きるということ。高知の未来を託してほしい」と呼びかけました。

 原口氏は、生きにくさや困難を抱える人たち、それに挑戦する人たちと一緒に歩いていけるのが松本予定候補だと紹介し、「明るく、あったかい高知をつくろう」と力説しました。

 穀田氏は各党の尽力に感謝した上で、知事選の対決軸を「安倍直結の政治を選ぶのか、県民に直結した政治を選ぶのかだ」と指摘。「声を上げれば政治は変わる」と強調し、支援を訴えました。

 米軍機の低空飛行の動画を撮影し、松本予定候補と知り合ったという女性(51)=香美市=が応援演説し、「心優しい松本さんに知事になってもらいたい」と語りました。

 松本予定候補は「国の言いなりでなく、高知のことは高知で決める県政へ。だれ一人取り残さない県政へ。ここでいっしょに生きよう。力を貸してください」と訴えました。

 参加した市内の男性(64)は「市民と野党の共闘の前進が見えた。さらに共闘が大きくなって、国民に分断をもたらす安倍政治に終止符を打ってほしい」と話しました。

 選対本部長で社会保障を立て直す国民会議の広田一衆院議員があいさつ。立憲民主党の武内則男衆院議員が司会を務めました。


pageup