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2019年10月30日(水)

温かい飲み物提供 志位氏要望に対応

避難所改善で武田防災相

「産経」インタビュー

 武田良太防災担当相は29日付「産経」のインタビュー記事で、台風19号被害に対応した経験を語るなかで、「共産党の志位和夫委員長らから避難所での温かい飲み物の提供などの生活支援について要望を受け、対応させていただきました」と紹介しています。

 このなかで武田氏は、「各政党もそれぞれ被災地の要望や意見をくみ取っていますが、それを復旧・復興に役立てるということも重要です」と強調。その後の電話で志位氏から「感謝していただけました」と語り、「被災者支援に必要なことは党派を超えてしっかり耳を傾けることが大事です」と語っています。

 志位氏は、党台風19号災害対策本部長として党議員などに寄せられた要望をまとめ、14日に武田担当相に緊急に電話で、▽食事を温かいものに改善すること▽毛布しか用意されていない避難所もあり、布団・ダンボールなどの提供で暖を取れるようにすること▽間仕切りなどでプライバシーを確保し被災者のストレスへの対策を行うこと▽医療スタッフの派遣、福祉避難所など健康管理に万全をつくすよう要請。同日夜、武田氏から電話で「的確な提言」への感謝とともに、「実行を指示した」との説明がありました。

 志位氏は18日にも、福島県での調査を踏まえ、武田氏に「温かい汁物を」などの要望に加え、借り上げ住宅・アパートの確保、被害が大きい農業・中小企業への具体的支援策を一刻も早く打ち出すよう緊急に電話で要請。武田氏が即座に「しっかり受け止める」と応じた経緯があります。


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