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2019年10月13日(日)

陸上イージス 配備撤回求める陳情・請願

秋田県内 11市町村が採択

 秋田市の陸上自衛隊新屋(あらや)演習場に陸上イージス配備を狙う防衛省の計画に対し、県内の11市町村が配備撤回を求める陳情・請願を採択しました。

 「イージス・アショアを考える県民の会」(川野辺英昭代表委員)が9月に24市町村(能代市を除く)と県議会に陳情し、他団体・個人からも提出され採択されたものです。

 昨年来、県議会、秋田市議会などに提出された陳情、請願がことごとく継続審査、不採択とされるなか、能代市議会は6月議会で県内で初めて「配備撤回を求める請願」を採択。防衛省の「新屋ありき」ゴリ押しの姿勢、配備反対を明確にした野党統一候補が自民党現職を破った参院選結果に、状況が一転。保守議員らが「住宅密集地への配備はまずい」と発言、自民党前支部長、支部長・幹事長も含め全会一致で採択するなど変化があらわれています。

 配備候補地の秋田市では、この間、自公が請願・陳情に背を向け続けています。継続を主張する自公議員らは討論にも立たない無責任な態度。県議会でも民意を無視し不採択・継続とするなど、市民・県民から怒りの声が上がっています。

 県民の会の風間幸蔵事務局長は「保守の人たちの意識が大きく変わってきている。各議会が配備撤回を意思表明するよう求め頑張りたい」と語りました。

採択した市町村議会

 能代市・横手市・にかほ市・八峰町・五城目町・美郷町・(以下は全会一致)藤里町・八郎潟町・井川町・上小阿仁村・大潟村


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