2019年10月9日(水)
反原連 東京支社前で抗議
関電よ「恥を知れ」
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首都圏反原発連合(反原連)は8日、関西電力(関電)幹部が高浜原発のある福井県高浜町の森山栄治元助役から多額の金品を受け取っていた問題で、関電に真相究明と社会的責任を果たすよう求め、同社東京支社前(東京都千代田区)で抗議を行いました。
「恥を知れ」「原発やめろ」などのプラカードを手にした参加者は、金品を受け取った関係者をすべて明らかにしたうえで、八木誠会長と岩根茂樹社長の辞任、原発事業からの撤退などを要求。「関西電力、原発やめろ」「岩根は辞めろ、八木も辞めろ」などとコールしました。
東京都墨田区の女性(70)は「あきれ果ててしまいました。しかも役員はもらったことを開き直り、返していないものも“返した”などとウソをついた」と憤ります。「歴代自民党政権が原発を推進するなかで、起きたことです。関電だけではなく、他の電力会社も調べてほしい」と語るとともに、「この腐敗した構造をなくすためにも、原発推進の安倍政権を倒し、原発ゼロに転換させたい」と話しました。