しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年9月29日(日)

公文書は国民の財産

市民オンブズが全国大会

岐阜

写真

(写真)市民オンブズ全国大会=28日、岐阜市内

 国・自治体の不正行為を市民の立場から監視・是正する活動をしている市民オンブズマンの全国大会が28日、岐阜市内で始まり、各地から200人が参加しました。

 基調報告した全国市民オンブズマン連絡会議代表幹事の土橋実さんは、森友・加計問題、あいちトリエンナーレの「表現の不自由展・その後」問題などにふれ「民主主義制度にとって情報の多様性や寛容性、自由な議論の場が確保されることは不可欠であること、行政文書をはじめとする公文書が国民の財産であり、その作成・管理・保存・公開は重要な意味を持つことを再確認する大会にしたい」と呼びかけました。

 今年の大会のメインテーマは「『市民オンブズマン的自治会学』のススメ」。自治会(町内会)とは何か、現状と課題、住民自治という憲法的視点から取り上げました。

 議員派遣海外視察訴訟(弘前)、カジノに対する取り組み(神奈川)、県教委汚職住民訴訟(大分)など各地のオンブズマンが地元での取り組みを報告しました。

 29日は市民と警察、カジノ・ギャンブル依存症、政務活動費・海外視察など5テーマで分科会を行います。


pageup