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2019年9月26日(木)

青年の願いと結びつき 展望語れる民青大きく

3中委始まる

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(写真)報告する小山委員長=25日、東京都内

 日本民主青年同盟(民青)は25日、東京都内で第3回中央委員会を開きました。11月に行われる第43回全国大会に向けた決議案を練りあげ、全国で討議と実践を広げながら、仲間を増やして大会を迎える方針を決めます。日程は3日間です。

 決議案について報告した小山農(みのる)委員長は、「この間、要求実現に力を合わせ、学び成長する民青の活動が青年と響き合い、青年が変革のエネルギーを強めていることは私たちの大きな確信です」と語りました。

 その背景には、「アメリカいいなり」「大企業優先」という「二つの異常」を特質とする自民党政権が行き詰まり、青年の願いとの矛盾を深めていることがあると指摘しました。

 その上で、さまざまな課題で社会のあり方に目を向けて行動する青年が広がっているとのべ、「青年が、展望と行動する仲間を求めています。民青が要求で結びつき、未来への展望を広げれば、みんなが社会を変える主人公になれます」と語りました。

 市民と野党の共闘でたたかった先の参院選について、「青年の要求実現へ新しい条件を切り開きました」と強調。総選挙へ向けて、「青年・国民の真剣な思いと野党の努力がひとつになれば、安倍政権を倒して新しい政府をつくることができます」とのべ、「野党連合政権への最初の一歩を踏み出したいま、現実の政治を動かす民青の出番です」と語りました。

 青年が願う一つひとつの要求から声をあげ、政治を変える運動を日本中で広げながら、青年にとって心強い大きな民青をつくるために全国で力を合わせようと呼びかけました。

 日本共産党から山下芳生副委員長・参院議員があいさつしました。4年前に市民と野党の共闘へと踏み出してから、3度の国政選挙をへて共闘は豊かに成長・発展してきたと指摘。「これからの大きな課題は、野党連合政権へ向けた前向きな合意をつくることです。若い人のなかで野党連合政権が希望の旗印になるよう、ご一緒に頑張りたい」と呼びかけました。


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