2019年9月24日(火)
10%増税中止 最後まで声を
市民らが緊急デモ
600人参加、飛び入りも
東京・新宿
安倍政権によって、10月から消費税が10%へと引きあげられることに反対する「Stop!消費税 暮らしを守る緊急デモ」が23日、東京都新宿区で行われました。600人が参加(主催者発表)して、「増税中止でくらしを守ろう」「国会開いて中止を決断」と声をあげました。
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デモは、作家の雨宮処凛さんや作家の室井佑月さんも駆けつけて一緒に行進。日本共産党から小池晃書記局長、吉良よし子、山添拓の各参院議員が参加しました。「働けど働けど金は搾(しぼ)り取られる」「ないところから金取るな」などのプラカードを掲げた参加者に、沿道から手を振る人があいつぎ、飛び入り参加する人もおり、スタート時よりも膨れ上がりました。
デモは、消費税廃止各界連絡会と、「10月消費税10%ストップ!ネットワーク」が呼びかけました。
東京都町田市に住む男子高校生(15)は、ツイッターでデモを知り一人で参加。「景気が良くなっていないのだから、増税はやめてほしい。庶民を苦しめるような政治は反対です」と話しました。
生活保護を受けているという、同日野市に住む男性(50)は、「増税が不安でしかたがない。消費税はあげず、廃止をめざしてほしい」。年金生活をしている町田市の男性(70)は、「暮らしはギリギリです。税金は、大企業など取るべきところから取ってほしい」とのべました。
デモ終了後には、新宿アルタ前で街頭宣伝が行われ、共産党、立憲民主党、国民民主党や、市民の代表がマイクを握り、「増税やめろの声を最後まであげていこう。最悪の不公平税制である消費税をなくす方向に進んでいこう」(小池氏)とスピーチしました。