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2019年9月22日(日)

消費税増税に不安

党国会議員団、業者の声聞く

東京

写真

(写真)業者の話を聞く(前列右から)宮本、笠井、吉良の各議員=20日、東京都豊島区

 安倍晋三政権が狙う消費税率10%への引き上げが目前に迫った20日、日本共産党国会議員団が東京都豊島区で業者の声を聞き、調査しました。笠井亮、宮本徹両衆院議員と吉良よし子参院議員が参加。豊島民主商工会の熊谷雅敏事務局長が案内しました。業者からは消費税増税への不安や怒りの声が出されました。

 最初に訪れたアニメ関連会社の社長は、複数税率への対応が「一番厳しい」といいます。「小さな会社で経理担当は1人しかいないので、コストや作業がどれだけ増えるか。戦々恐々としています」と訴えます。「10月になってどれだけ混乱するか見えません。8%に引き上げられたときより、確実に大変です」

 笠井氏は「複数税率などによる社会的コストは膨大です。どこの会社も経理が大変になる」と指摘。「10月の増税はいまからでもやめるよう求めていきます」と応じました。

 そば屋では「カード決済は手数料負担が重いのでやめる」、果物店では「複数税率の対応に苦慮している」などの声が出されました。


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