2019年9月16日(月)
“気候変動を招かない移動手段を”
独 モーターショーに反対デモ
【ベルリン=伊藤寿庸】ドイツ南部フランクフルトで開幕した国際モーターショーに対し、14日、自動車産業に反対する大規模なデモが行われ、気候変動を招かない移動手段の導入を訴えました。
主催者は2万5000人が参加したと発表。うち1万8000人は、周辺都市から自転車で参加。当局は高速道路を自転車に一部開放しました。
デモは、ガソリン車やディーゼル車からの脱却、電動の移動手段への移行、自転車専用道や公共交通の充実などを訴えました。デモ隊は特に、燃料を大量に消費するSUV(スポーツ用多目的車)と呼ばれる大型乗用車は不要だと主張しました。