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2019年9月1日(日)

“辺野古ノー揺るがず”

承認撤回1年 デニー知事がコメント

 沖縄県の玉城デニー知事は31日、名護市辺野古の米軍新基地建設をめぐって、県が埋め立て承認を撤回して1年がたったことを受けてコメントを発表しました。生前最後の公務として承認撤回表明会見に臨んだ翁長雄志知事(2018年7月27日)の姿を振り返り、「30分にわたり、毅然(きぜん)と、持てる力を振り絞って、新基地建設は断じて容認できないと述べた姿は、胸に迫るものがあった」と述べました。

 「辺野古が唯一」「最悪の場合は普天間飛行場が固定化する」と公言する日本政府の姿を、「国民を守る立場の政府が、このようなことを言うのは、県民の生命財産を守る知事として、到底受け入れられない」と糾弾しています。

 その上で「県はかねてから、政府に対し、司法によらず、対話による解決の必要性と重要性を繰り返し述べている」と民主主義の姿勢を粘り強く訴えました。

 改めて「沖縄県民の民意は揺るぎない」ことに言及し、「多くの県民の負託を受けた知事として、ぶれることなく、辺野古新基地建設に反対するという県民の強い民意に添い、全身全霊で応えてまいる」と決意を表明しました。


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