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2019年8月27日(火)

三たび増税止めよう

消費税廃止各界連が宣伝「署名積み上げて」

東京・新宿

 消費税廃止各界連絡会は26日、安倍政権が狙う10月からの消費税10%への増税を国民の声で止めようと、東京・新宿駅前で宣伝署名を行いました。


写真

(写真)消費税廃止各界連絡会の宣伝で、増税中止を求めて署名する女性=26日、東京・新宿駅前

大門参院議員訴え

 「署名をどれだけ集めたら増税止められますか」と聞いてきた専門学校生の男性(19)=東京都八王子市=は、「これまで2回延期させた。今回もこの署名で止められますよ」との訴えに納得してペンをとりました。男性は「消費税が増税されれば物価は上がるけど、働く人の収入は増えない。増税はやめて、安心して働き続けられ、収入が増える政策を実現してほしい」と語りました。

 全商連、農民連、保団連、東京土建の代表らが訴え。各界連の中山眞事務局長は「国民が声をあげ、政治が決断すれば増税は止められます。増税中止の決断を迫りましょう」と呼びかけました。

 農民連青年部の渡邊信嗣事務局長は、消費税増税で資材・機器などの経費負担が増え、インボイス(適格請求書)の導入で課税業者とされると指摘。農産物輸入自由化が狙われており、「食を支える農家を追い詰めるものだ」と述べ、増税中止を求めました。

 日本共産党の大門実紀史参院議員は「この署名を積み上げれば、中止に追い込むことができます」と訴えました。


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