2019年8月26日(月)
生活壊す増税ストップ
アンチ消費税10%デモ 大阪
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SNSきっかけに
「消費税10%への増税とインボイス制度を絶対止めたい」と、フリーランスで働く青年らが計画した「ANTI10%DEMO(アンチテンパーデモ)」が25日、大阪市で行われました。180人が「生活壊すな」「増税やめろ」とコールし御堂筋(みどうすじ)をパレードしました。
呼びかけの中心はTOMさん(39)=グラフィックデザイナー=、栄裕矢さん(25)=建設業=です。TOMさんは7月の参院選前に「(消費税増税とインボイス導入がされたら)マジで中小業者は廃業危機ですよ」とツイートしたところ、8500以上のリツイートと反響があったことをきっかけに、栄さんらと今回のデモを企画しました。
靭(うつぼ)公園(大阪市西区)で行われた集会で、TOMさんは「小さいアパレル(衣服の製造・流通)をやっています。今でもしんどいのに、10%なんてどうなるか。大手を支える中小業者が負担を全部押し付けられることになる」と語りました。女性(39)=販売業=は「2人の子育て中で、節約するにも限界があります」と訴えました。
母親と参加した女性(17)=高校生=は「学生にとっても増税は深刻です。バイトしている友達も、ぎりぎりでやり繰りしている。自分で反対の声を上げようと思って来ました」と話しました。
日本共産党から清水忠史衆院議員、辰巳孝太郎前参院議員、渡部結党大阪府国政対策委員長、長岡ゆりこ大阪市議らが参加しました。