2019年8月15日(木)
きょう終戦74年
9条攻防 歴史的岐路
きょう15日は、日本による侵略戦争と植民地支配の終結から74年になります。この戦争では、アジア・太平洋地域で2000万人以上、日本人300万人以上が犠牲になりました。
戦争の惨禍と反省から生まれたのが日本国憲法9条です。安倍晋三首相が、9条改憲に前のめりの姿勢を示す中で、9条を生かし、平和な日本と北東アジアをめざすのか、改憲を許し、日本を「戦争をする国」にするのかの歴史的岐路の中で迎えました。
日本政府は侵略戦争・植民地支配と結びついた、重大な人権問題である徴用工問題などで被害者への謝罪や反省を表明してきませんでした。北東アジアの平和構築とアジア諸国民との友好と良好な関係にとって、過去の侵略戦争と植民地支配への真剣な反省が、日本政府に求められます。
日本共産党の小池晃書記局長は、安倍改憲を批判し、9条を生かした外交を求める談話を発表しました。(小池書記局長談話)