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2019年7月31日(水)

辺野古座り込み激励

国際平和ビューローが視察

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(写真)K9護岸から米軍新基地建設の土砂が陸揚げされる様子(奥)を視察する(左から)ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表、ブラウン会長、日本共産党の渡久地修県議=30日、沖縄県名護市辺野古

 沖縄を訪問している国際平和団体「国際平和ビューロー」(IPB)のライナー・ブラウン共同会長が30日、米軍新基地建設が進む名護市辺野古を視察しました。

 米軍キャンプ・シュワブのゲート前で座り込みを続ける参加者を前に、ブラウン氏は「皆さんのたたかいはすでに勝利していて、世界中を勇気づけている」と激励しました。

 船で海に出て、シュノーケルをつけて泳いだ後、「水が透明でサンゴも魚もよく見えた。とても美しい海だ。この海を死の海にしてはいけない」と語りました。

 ブラウン氏は米軍北部訓練場そばの東村高江区も訪れ、「ヘリパッドいらない住民の会」の清水暁さんから、オスプレイ等の着陸帯に囲まれた高江の基地被害の説明を受けました。

 日本共産党の伊佐真次村議が、北部訓練場にあるダム湖に米軍が弾を捨て県民の水がめを汚染しかねない事態になった事例を指摘し「米軍は私たちを人間扱いしていない」と訴えました。ブラウン氏は「まさに彼らのアジア蔑視に基づいている」と応じていました。

 IPBは2017年に辺野古新基地建設反対を掲げる「オール沖縄会議」に国際平和賞(マクブライド賞)を授与。自らも1910年にノーベル平和賞を受賞しました。


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