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2019年7月30日(火)

国際平和ビューロー、沖縄へ

知事と共同会長懇談

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(写真)懇談した(右2人から)デニー知事とライナー・ブラウン共同会長、オール沖縄会議の関係者=29日、沖縄県庁知事室

 平和・軍縮・人権などの国際的運動団体、国際平和ビューロー(IPB)のライナー・ブラウン共同会長が29日、沖縄県庁で玉城デニー知事を表敬訪問し、懇談しました。両氏は沖縄と世界での米軍基地反対など軍縮、人権擁護の運動をめぐって意見交換し、連帯と交流の重要性を確認し合いました。

 IPBは1910年にノーベル平和賞を受賞し、戦争反対、核兵器廃絶など世界の平和のために活動。2017年には「オール沖縄会議」に国際平和賞(マクブライド賞)を授与するなど沖縄との連帯を強めています。

 懇談でライナー会長は、沖縄で辺野古新基地建設阻止の運動に取り組む県民らと直接、対話を強く願っていたと述べ、「沖縄のたたかいは、世界の米軍基地反対のたたかいを大きく励ましている。韓国の人々も沖縄のような規模のたたかいをしたいと語っています」と強調しました。

 デニー知事は、「新基地建設反対を掲げた故翁長雄志知事の遺志を受け継ぎ、新基地ノーの県民の思いは揺らがない」と力説。県が取り組んだ日米地位協定とNATO4カ国の駐留米軍調査に触れ、日本の米軍優先の異常を訴え、沖縄の尊厳を取り戻すためにも国民的な問題としていきたいと語りました。

 IPB共同会長らは29日から3日間、辺野古、高江などの現地視察、那覇市でのシンポジウム「世界につなぐ、平和への願い」に参加します。


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