2019年7月26日(金)
重度障害者の国会活動保障
参院議運理事会で対応協議
田村議員「合理的配慮」による特例的措置を主張
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参院議院運営委員会理事会が25日、開かれ、重度障害を有する議員の活動を保障するために、施設改修などを含めた対応について協議しました。先の参院選で、れいわ新選組から舩後靖彦、木村英子両議員、無所属の横沢高徳議員が当選したことを受けた協議です。
議場に介助者の入場を認めること▽採決については、介助者による代理賛否表明や投票を院職員に委託すること▽議席の位置について、所属会派にかかわらず出入り口に近い席や椅子のない席を使用すること▽必要なスロープ設置を検討すること▽議場や委員会室に電動車いすや医療器具などのための電源の設置―などが合意されました。
日本共産党の田村智子議員は十分な議員活動を保障するために、バリアフリーの徹底など「合理的配慮」による特例的な措置が今後も必要だと主張しました。