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2019年7月22日(月)

野党統一 大激戦勝ち抜いた

芳賀さん 家族農業支援

山形

写真

(写真)当確の報を受けて万歳する芳賀氏(左から2人目)=21日、山形市

 山形選挙区(改選数1)では、野党統一候補の芳賀道也氏(61)=無、新=が、自民公認、公明推薦の現職候補を破り当選を果たしました。

 午後10時20分に、芳賀当確の報が入ると「やったぁー」という歓声が上がり、互いの健闘をたたえ合い、万歳三唱の後に「ミチヤ、ミチヤ、ミチヤ」のコールを連呼しました。

 大激戦を制した芳賀氏は「市民一人ひとりの結集の力で勝利することができました。若者の4割が非正規という現実から雇用の安定を図り、家族で続けられる農業を支援し、65歳まで真面目に働いた人が老後の心配のない国づくりをめざしたい」と抱負を述べ、拍手に包まれました。

 序盤の相手候補優勢の報道を覆しての逆転勝利で、市民と野党の共同の力を示すものになりました。

 自民党は、安倍首相2回、官房長官2回、幹事長、政調会長などを投入し、空前の組織戦でテコ入れを図りました。これとは対照的に、芳賀陣営は「安保法制廃止と安倍政権下での改憲反対」など、5項目の合意の下に市民と野党が団結し、草の根選挙に徹しました。


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