2019年7月22日(月)
倉林氏 大接戦制す
「反共シフト」打ち破り再選
京都
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「おお!」「やったー!」―当落線上で1票を争う大接戦となった改選数2の参院京都選挙区で、日本共産党の倉林明子氏(58)の2期目の当選確実の報が入ると、京都市中京区の事務所は詰めかけた支援者らの大歓声と拍手で沸き返りました。
選挙戦は、自民党の現職、立憲民主党の新人らが立候補。日本共産党と倉林氏は昨年の府知事選以来の「市民との共同」を発展させ、「国でも京都でも自民、公明の政治と対決し、市民との共同に力尽くす日本共産党を伸ばしてほしい」と訴え。「共産党を京都から追い出して」(向日市長の演説)など京都独特の「反共シフト」を打ち破り、再選を勝ち取りました。立憲民主の新人らが落選しました。
京都市議だった倉林氏は、2013年に初挑戦した前回選で、15年ぶりに選挙区で日本共産党議席を奪還。初当選から国会質問239回、消費税滞納の差し押さえ10万件ストップ、原発質問54回など抜群の実績を積み重ね、支持を広げました。
倉林氏は「改憲や消費税増税に明確に対決できる議席を獲得できた。市民との新たな共闘を切り開き、勝てた選挙。全力で2期目もお役に立ちたい」と決意を語りました。